30代はキャリアの分岐点。
今までやってきた方向性がなんか違うかも…でも、方向転換するには「ちょうどいいタイミング」ともいえます。
転職市場で選ばれる側になるには、履歴書に書ける資格選びは重要。
今回は、中野が実際に取った or 本気で検討した「履歴書に効く資格」を5つ紹介します。
どれも、キャリアの防御力と攻撃力を底上げしてくれる、本気の資格だ。
ランキング!履歴書に書ける本気資格5選
■ 第1位:宅地建物取引士(宅建)
不動産業界だけでなく、金融・建設・一般企業でも一定の評価があり、基本的な法律知識も身に付くので、自分の法務リテラシーアップにも繋がります。将来、実家が空き家になるとか、自分が急遽家を管理しなければならない、なんというときにも実際に使える資格です。
「誰でも取れる」と言われがちな資格ですが、合格率は約15%と決して簡単ではない状況。
独学で合格できる&国家資格という点で、30代が狙いやすい代表格。おすすめです。
※僕自身、宅建とりました。
■ 第2位:行政書士
法律系国家資格、初級編と言ったところでしょうか。
独立開業もできますが、独立開業は社会経験やコミュニティ、営業力と行動力がある人以外は進めません。
とはいえ、意外にも転職・副業でも活かしやすい資格。それなりに法務知識があると見なされるため、業種チェンジを狙う人にもおすすめです。ビジネス実務法務検定と併用すれば事務職の幅が広がります。
試験の内容としては、まとまった勉強時間の確保が必要であるため生活環境に左右はされるものの、法律知識ゼロでも1年本気で取り組めば十分合格圏内に入れます。
※僕自身、行政書士取りました。ビジネス実務法務挑戦中。
■ 第3位:中小企業診断士
「経営コンサル」の国家資格。2次試験まである本格派。知人に受験生がいますが、会社員生活の傍らでは一筋縄ではいかないようです…。
ただし、経営企画・マーケティング・会計など幅広い知識を得られるため、これらを目指したい人にとっては自分のスキルアップになることは間違いないでしょう。合格しなくても、勉強し続ける価値が高い資格のひとつ。
現在の仕事状況が安定していて、経営企画やマーケティングへの転職、管理職を目指す人はトライしてみる価値あり。
■ 第4位:社会保険労務士(社労士)
人事・労務・社会保険の専門家。組織内でも独立でも行政書士よりも活躍の場が広い。ただし、難易度は高めで毎年の合格率も6〜7%。法改正への対応力も求められるため、実用性が高く試験内容が業務と乖離していないため、業界評価が高い資格。
■ 第5位:応用情報技術者試験(AP)
国家資格としての信頼性が高く、IT職での昇進・転職時に武器になる。
IT未経験者でも、社会人基礎力と掛け合わせて評価される場面が多いため、近年の非エンジニアのITリテラシー強化にもマッチしているため、転職にも相性がいい。
まとめ
資格は、取っただけでは意味がないと言われますが、行動した証として、キャリアの節目で効いてきます。
頑張りは裏切りません。もし面接で同じ経歴を持った人が2人いた場合、資格が決め手になることもあるかもしれません。
間違いないのは、30代での努力は40代の選択肢を広げてくれるということです。
履歴書に書ける資格で、次の一手を準備しましょう。
今回紹介した資格は、どれも、「ただ資格欄を埋めたい人」には向いていません。
でも、それがどういうことかというと、人生を変えたいとか、キャリアに強さが欲しいなら、選ぶ価値と努力する価値があるということです。
30代。遅いかどうかは、取ったあとにしかわからない。
何かを変えたいなら、一度、本気で目指してみてほしい資格です。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
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